お墓の引っ越し

ここ最近の沖縄は天気もよく過ごしやすいですね。所々で桜の木を見かける機会があり、思わず立ち止まり見入ってしまいます。日本各地の桜前線(ソメイヨシノの開花)よりも一足お先に始まる沖縄の桜の開花は1月から3月の頃。沖縄の桜の品種は『琉球寒緋桜』といって濃いピンクの花を下向きに咲かせる鮮やかな色合で、春の訪れを感じさせ、癒やしでもあり、元気を与えてくれます。

冬から春へと季節が移ろうこの時期は年度替わりの時期でもありますね。卒業式、入学式、新社会人、人事異動、退職など・・・それぞれの記憶の中にある節目の中に「美しく咲き誇る桜」の思い出もあるのではないでしょうか?

新しい出会い、そして、別れを繰り返し、人生は過ぎていきます。その度に新しい環境に身を置くことに・・・。

その時々にあった環境づくりはとても大切なことですね。住む家、通う学校や職場での生活にストレスのないよう、環境に順応していくものですが、お墓だってその考えが当てはまるのではないでしょうか?

沖縄のお墓は先祖代々と受け継がれてきた「亀甲墓」が主流です。本土のお墓とは違い、集合墓として家族・親族の骨壷がいくつも入っているケースが多いもの。しかし、いずれはキャパオーバー(許容量超え)になります。

老朽化の心配もあります。昔からある沖縄のお墓はコンクリートでできているものが多いですね。沿岸部だとコンクリートの寿命は50年程度ともいわれているので、雨漏りやひび割れなどお墓の老朽化が顕著にあらわれているケースも少なくないでしょう。

問題を抱えたお墓をどうしたらいいのか?お困りではありませんか?

お墓は変えてはいけないものではありません。住み家と同じように引っ越しをしたり、改築をしてもいいのです。その方法も色々あります。別の場所に移して供養を行う考えを「改葬」といいます。改葬には主に次のものがあります。

●永代供養
永代供養とは、寺院や霊園などの施設がご遺骨を維持・管理して遺族に変わって永代に亘って供養を続けることです。一定期間は個別管理されますが、期間をすぎると「合祀」という形で供養されます。

●新築や改築
新しく建立したお墓への引っ越しです。また、今あるお墓を新しくしたり、補修が必要なところを手直ししたりすることで供養を続けていきます。

●墓じまい
今あるお墓を撤去してご遺骨は別の場所に移し、お墓の土地は更地にします。墓じまいをするには次の納骨先を事前に決めておく必要があります。新しいお墓への引越や永代供養、手元供養や散骨など、方法は色々ありますが、ご遺骨を勝手に取り出したり、廃棄することは法律で禁止されていますので注意が必要です。(※ご遺骨を他の場所に埋葬する「墓じまい」には行政手続きが必要で、勝手に進めることはできません。)

墓じまいお墓の継承者がいない、お墓が不便な場所にある、子や孫に負担をかけたくないなど、現在のお墓を維持・管理することが難しいのであれば「墓じまい」を検討されてはいかがでしょうか?お墓に眠る大切な方が無縁仏にならないように、今の世代を生きる私達で取り組んでいきたいものです。

沖縄での改葬に関するご相談、また今のお墓を引っ越したい!とお考えの方は「沖縄のお墓の引っ越し隊」までご連絡ください。ご相談は無料です。

供養の心はそのままに、継承が難しいお墓の「ご心配」を「ご安心」に変えるために「お墓の引っ越し隊」がお手伝いいたします。ご連絡お待ちしています。